「改めて話してみませんか、連携のこと」と題して、地域の医療・介護従事者がざっくばらんに語り合うひとときを企画したところ、60名を超える方々にお集りいただきました。職種は、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、ケアマネジャー、ヘルパー、ソーシャルワーカー、福祉用具専門相談員等々さまざまで、いずれも、在宅療養される方を支援するうえで欠かせない専門職ばかりです。「いまさら聞けない連携の○○」、「こうしたらもっとよくなる『連携』への提案」等、よりよい連携を目指して、各テーブルとも活発な議論が繰り広げられました。
内科疾患・治療の最新情報をお届けする内科総合誌『Medical Practice』の膵癌・胆道癌特集(2023年12月号) に、当院の金井院長が「今後の地域医療の展望と膵癌・胆管癌の在宅医療」と題して寄稿しました。また、「超高齢時代に地域一体型の膵癌・胆管癌診療をどう進めていけばよいか」と題した座談会にも参加しています。
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杏林大学医学部2年生を対象とした2023年度地域体験学習プログラム「地域医療・在宅医療」の講義が、2日にわたって行われました。4年目となる本講義では、訪問診療に使用するポータブルエコー、ポータブルレントゲン、骨密度測定装置を持ち込んだ体験コーナーも盛況で、学生さんたちの在宅医療への関心の高さが伺えます。
地域の医療・介護従事者向けの研修会を11月14日、zoom開催します。タイトルは「地域でがんを診る」。好評シリーズ、“がんの在宅医療”の第三弾です。がんになっても住み慣れた地域で暮らしていくための地域資源として、緩和ケア病棟、民間ホスピス、訪問診療の連携事例を紹介します。詳しくはチラシをダウンロードしてご覧ください。大勢の方のご参加をお待ちしております。
地域の医療・介護従事者向けの研修会を10月26日、烏山区民センターで開催します。「精神障がいの理解とケア」をテーマに事例検討を行います。詳しくはチラシをダウンロードしてご覧ください。
9月度の世田谷区烏山地区連携医事業研修会は、真宗大谷派存明寺住職の酒井 義一さんを講師にお迎えして「いのちの法話」を開催しました。
グリーフケアとはなにか。医療・介護従事者にとして人の死にどう向き合うか。夜間の開催にも関わらず大勢の方が参加され、住職のお話に真摯に耳を傾けました。
杏林大学医学部付属病院の初期研修医2年目高澤先生が当院に実習に来てくださいました。2週間にわたり、慢性疾患の方から神経難病、がん末の方まで、居宅・施設を問わず幅広く診療同行していただきました。
高澤先生からは「初めは緊張していましたが、職員の皆さんが気さくで、優しく温かく迎えてくださったので楽しく過ごせました。在宅で行う腹腔ドレナージ等の手技の指導を受けることができてよかったです。大学病院では退院した後の患者さんの生活を拝見する機会がないので、とても貴重な経験でした。今後の診療に役立てたいです」との感想をいただきました。私たち職員も高澤先生の笑顔に癒されました。